「小学生とのパートナーシップによるメディア・リテラシープロジェクト」(略称小学校プロジェクト)
2004年度から川口市内の舟戸小学校の「総合的な学習の時間」を活用し、学生と6年生が映像づくりをしています。その目的は、子どもたちが映像制作を通じて、メディアがどのように機能し、どのように意味を作り出すかなどメディアの特性を理解することにあります。子どもたちと共同制作する映像ジャーナリズムゼミ生は授業を円滑に進行するファシリテーター役を担い、これまで学んだ映像の知識と技術をコミュニティに還元します。
東京オリンピックの聖火台を制作した鋳物師の物語やニュースとドラマを融合させ、荒廃した校庭のビオトープの再生を訴える作品など、これまで多数の作品が制作されました。このプロジェクトの経験から、2005年度には、総務省メディア・リテラシー教材「私たちのメッセージを伝えよう~公共広告をつくる」が開発されました。

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